保障内容の変更と対応方法｜やさしくわかる保険のはなし

まず、加入した保険会社のお客様サービスセンターや代理店・営業店に問い合わせましょう。 変更内容によっては告知や診査が必要になる場合もありますので、販売員の指示に従ってください。

1.追加契約・2.特約の中途付加・3.転換制度の中から、どの方法が自分のニーズに合っているかよく検討することが大切です。

1.追加契約
現在の契約に追加して別の新しい保険を契約する方法です。
保険金額を増やしたり居間までの契約とは異なる内容で保障を充実させることができます。
※現在契約している保険の保険料に加え追加契約の保険料を払い込むことになります。

2.特約の中途付加
現在の契約に定期保険特約や病気やケガを保障する特約を付加したり、被保険者本人だけでなく配偶者や子供も保障する家族型の特約に変更する方法です。
※告知(または診査)が必要です。
※増額する部分の保険料は増額時の年齢や保険料率で計算されます。
※特約の中途付加を取り扱わない生命保険会社もあります。

3.転換制度
現在の契約を活用して、新たな保険を契約する方法です。
現在の契約の積立部分や積立配当金を「転換（下取り）価格」として新しい契約の一部にあてる方法で、元の契約は消滅します。主契約と特約の組み合わせやそれぞれの保障額、保険料の額や払込方法、保険期間および保険料払込期間、配当方法などを総合的に変更することができます。これらの内容が転換前と転換後でどのように変わるのか、よく確認し納得したうえで契約することが大切です。
※新旧契約ともに同じ生命保険会社でなければ利用できません
※生命保険会社によって取扱基準が異なります。また、生命保険会社によって、転換制度を取り扱わない会社もありますのでよく確認をしましょう。
※転換制度利用時の年齢・保険料率により保険料が計算されます
※告知または診査が必要です
※新規に契約する場合と同様の要件でクーリング・オフ制度の適用を申し出ることができます。